2013年12月13日
故障した中間換気扇の取替工事
先日、家族寮として使用されている建物の換気扇が動いていないとの
連絡をいただき、改善工事を行ってきました。
天井裏に入らせていただき確認すると、
トイレ、浴室の換気を、天井裏の集中換気扇を用いて排出するという、
ホテルなどによく使用されている換気扇が設置されていました。
どうやら、その換気扇から異音がしたのち動かなくなっているということ
これが問題の換気扇です。
天井裏にボルトで吊り下げられています。
壊れた換気扇を取りはずして、交換する新しい換気扇を準備します。
それがこちらです。
新しい換気扇は本体の大きさが違うので、
吊り下げ金具の微調整が必要となります。
もともとついていた換気扇はすでに生産完了品なので、
同規格のものがすでに存在しないので仕方がありません
結露水や、冷えた水蒸気の水分を排水する機構になっているので、
その配管も新しく付け直しします。
でも大丈夫、安心してください!
僕たちはどのような場合でもしっかりと施工を行います
今までついていなかった免震ゴムブッシングも取り付けます。
これは換気扇にセットになっているものです。
このゴムとゴムの間に換気扇を収めて、ナットで固定します。
こんなのような見た目になります。
換気扇の振動を建物や部屋にまで伝えないためのものですが、
小さな部品だと思って侮ってはいけません。
集合住宅などは、構造物自体が鉄筋の場合が多く、
少しの振動でも反響して音が大きくなってしまうことがあるのです。
排水も超強力なボンドで固定して、さらにビニールテープで固定。
排水を天井裏に漏らすわけにはいきませんので徹底的に防水
処置を施します。
保温材と金網を元に戻して作業は完了です。
お客様に作業完了をお伝えして、動作音を聞いていただくと、
「音が全然していないけど、動いてるんですか?」
とのことでした
もちろんぐいぐいと換気している状態でしたが、
静かすぎてわからないご様子でした。
このようなお言葉をいただくと勝利した感じがしますね
これからも、細かいところにまで気を配れる施工をしていきます。