今日のお話は今年3回目の電気温水器更新のお話です
実は旧年中からご依頼を頂いていたのですが、
コロナウイルスの影響と共に製品の欠品のダブルパンチで物品が間に合わず
お客様にはかなりの期間に及んでお待たせしておりました
幸いなことに、お風呂でお湯を使うと言うための温水器ではなく、
現状では洗い物時にお湯を使れればいいというお話でした。
そのため 「慌てませんので。」 との暖かいお言葉をいただきました‥
お待たせしてしまった分はきっちりと仕事をさせて頂きます
壊れてしまった電気温水器は 370Lタイプ
お湯を沸かせなくなったただのタンクは邪魔者以外の何物でもありません‥
実のところお風呂はお客様のお宅にあるのですが、
この家に住まわれている方はご高齢の方のため、
入浴はデイサービスの時にされておられます
都度この家の娘さん（今回ご依頼をくださったお客様）が洗い物に来られ、
その時にお湯を少しだけ使うという状況なのです。
そのため、今回採用する温水器は 370Lタイプ をやめて
150Lタイプ の物に更新させて頂きます
洗い物をするだけなら 150L で十分すぎるほどです
もしも 「大きいものをシャワーで洗いたい‥」 というときでも
150L あれば十分な湯糧が確保できますよっ
電気温水器は高温の温水と水を混合栓にて混ぜて使用するため、
実際に使用できる 「お湯」 としての分量は 150L 以上となります
うんちくはこの辺にしておいて‥(笑)
今回の温水器更新に伴いまして、どうしてもやらなくてはいけない
避けては通れないことがあります‥
それは壊れた温水器をこの空間内で解体しなければならないのです
では‥早速解体していきます
当時電気温水器を設置したのち、この家はリフォームを行って壁が増設。
この脱衣室空間へのアクセスはこの写真を撮影している入口のみ
その間口は62cm
温水器の横幅は約 67cm
解体しない状態ではこの空間から動かすことすらできませーん(苦笑)
そして、洗面所を出たすぐ先に洗面台
事前にしっかり調査してあるので、解体でも焦ることはありません
順番にバラしていけばこんな感じになりまーす
何回もバラしてるのでお手の物(笑)
ここまでスリムになれば運び出すのも楽々
8時半に現着して、撤去と掃除完了までして10時です
お客様からお茶を頂いて、作業再開
運び込んだ温水器はコンパクトなので、
今まで横向きだった洗濯機が正面向きで置けるようになります
水道の鉄管は絶縁継ぎ手を経てステンレス配管へ移行。
早速講習で培った技術が役立っております
お昼を経て、水圧をかけての漏れ試験も合格
断熱処理を施して、今回の電気温水器更新施工は完了です
お湯も復旧して、洗濯もしやすくなったことで
お客様の負担もかなり軽減されることと思います
今回の温水器故障の原因は湯沸かしヒーターの漏電でした。
下の写真は解体時に取り外したヒーターなのですが、
かなり錆びてボロボロですね
これだけボロボロになっているヒーターも珍しい‥
劣化して漏電してしまったのかもですね
無事解決することができて僕も安心いたしました
そして大変長い間お待たせしてしまい申し訳ありませんでしたm(__)m
この度のご用命、誠にありがとうございました
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