いや~、最近の家庭用の防犯システムは進化してますね
今回のお話はお寺の防犯に関するお話なのですが、
カメラシステムは住職さんが準備したものを使って、
僕は電源を施工するという施工の事例
住職さんが若いのでそういうのにもとっても詳しい
今回の事例は他でも利用できそうなシステムだったので勉強になりました
ホームネットワークを使って携帯に入れたアプリでリンク。
見る、録画する、警報を出す、双方向で話せる
こんな良いシステムがあったのか‥
知らなかった‥
当初は外で使うコンセントがほしいというお話から始まり、
ゆくゆくは防犯カメラの電源も増やしたいというお話へ発展。
まずは基本的なコンセントの配線工事から始めます
こっちが本業なので(笑)
みんなが利用し、観光客がめぐるお寺です。
あまり目立った色のものは使いたくなかったので、馴染む色の配線と
コンセント材料を準備させていただきました
住職さんも納得の目立たない配色です
今回の施行では電源側から配線してくるのではなく、
末端のコンセント側からの配線施工です。
そのほうが安全に施工できますし、思い通りに収めることができる
接地(アース)配線は緑色で目立つため、3芯配線を用いて
赤色の配線を接地(アース)として利用しています。
仕上げてしまえば違和感もなく収まる防水仕様のコンセント
屋外に取り付けるタイプのコンセントは
防水仕様を選ぶのが一番望ましいのです
軒下の 「雨線外」 (雨のかからない角度) では普通のコンセントでもOK
ただ、今回は防犯カメラの電源ということもあって安全重視です
配線の分岐は専用の 「ブランチボックス」 を使用すればすっきり
結線用ボックスを使うと出っ張って目立ってしまいますからね‥
ブランチボックスの名の通り、(branch) 英語で枝、支流、支線、分岐
電気を分けるための反戦用材料の一つですよ
中身はこんな感じ。
今回使用したのは 「3線用のブランチボックス」 になります。
すでに灰色の電線が配線されているのがきになりますけど‥(笑)
これは既設の配線なのでこのままです
僕がこのお寺さんに出入りさせていただく以前に
他の業者さんが施工されたものですね。
当時は今のようにカラー電線の種類も少なく、
灰色の配線が当たり前の時代でしたからね‥今は良い時代になりました
さてさて、配線は徐々に電源を確保する場所へ近づいていくと‥
出ました板金の壁
でも大丈夫!
ちゃんとでこぼこの壁でも大丈夫な材料を使って配管しますよ~
でこぼこ回避用の配管固定用のサドルです
配管して電線を通して完成
後は電源結線予定箇所で配線をつないでしまえば
電気工事自体は完了です
ここからが本題の 「ネットワークカメラ」 が登場します。
まだまだ勉強不足な部分が多いネットワークカメラの世界‥
ほほぅ‥パナソニック製のネットワークカメラか
小型でなかなかよさげですなぁ‥
このシステムが出初めのころいっぱい資料を読んで勉強してたけど、
まさかこの数年でここまで進化しているとは‥
あかん‥本当に勉強不足だった
ネットワーク環境が整っている現代では、
個人で簡単に設置できてしまう当たり前のシステムになりつつあるんですね
こんな動画もあります
わかりやすい説明なのでシステムも何となくわかるかなーと思いますよ
ただしあくまでもホーム用の防犯システムですので、
プロフェッショナル用の防犯カメラシステムと比べると性能は限られます。
ホームユニットで登録できるカメラは最大で4台までと少な目。
ですが、安価でここまでの性能があるならお勧めできる製品だと感じました
いやはや‥世の中進化しすぎです
家を留守にしがちな方にはピッタリな防犯システムかな?
って思いますね
さぁ、設定していただいたカメラを取り付けて‥
はい、駐車場への防犯対策はこれで準備完了しました
感度も良好です
夜中にこっとり駐車する車がいたらしく、これで撃退したそうです
さっそく役に立ってる‥
玄関先にもカメラを設置。
こちらは防犯というより、お寺に見えたお客様対応用です
交互にしゃべれるので、留守の時に便利なのだそうです
出先でアプリを入れた携帯さえあれば対応できるなんて‥
世の中便利すぎるだろっ
こちらのカメラもいたずら防止のためにかなり高所への設置を行っています。
電源も室内から配線しています。
ということは‥
そう、駐車場のカメラの電源も後日室内からとるように施工し直す予定です
お墓参りの方もマナーを守らない方もいるらしく、
ゴミを放置していく方もいるのだそう‥
文化財のために本堂にカメラを設置することはできませんが、
いずれはそちら方面にもカメラを増やしても行きたいのだそうです。
防犯カメラのイメージは人によって変わりますよね。
来ている人は見られるのは嫌だけど、監視する側は何かあった時のために
設置しておきたい。
あからさまに防犯カメラが付いていると少し敬遠してしまいがちですが、
現代社会では防犯カメラがあっても当たり前の社会になっています。
何かあった時に記録に残せるというメリットと、
カメラがあるという存在だけで威嚇するメリット。
何もないのが一番ですが、対策は今後も必要になってきそうです。
住職さんのおかげでまた新しいシステムの勉強になりました
僕もこれを今後の紹介に活かしていきたいと思います
ご用命ありがとうございました
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