先日大工さんから、
「壁を抜いて部屋の空間を大きくするからコンセントを外してほしい。」
とのご依頼を頂き、その施工に行ってきました。
そちらは簡単に移設が完了したのですが、お客様から直接のご依頼を受け、
「コンセントを2か所増やしてほしい。」
との追加依頼を頂きました
月に数日だけ使用する家ということで、金額は抑えたいとのこと
お客様と相談して、今回行う配線の工法は露出配線工法に決定です。
こちらがコンセントも配線も露出した方法で施工したコンセントです。
本当はコンセントを埋め込み、少しでもきれいに見せたかったのですが、
壁の厚みが足りなかったために、やむなく完全露出の工法になりました。
普段はプラスティック製のモールを使って目立たなくするのですが、
今回はお客様の要望もあるので、お安くなる方法で進めていきます
コンセントをこのように取り付けるには、専用の金具が必要です。
下の写真に写っているのは
2連露出コンセントや、2連露出スイッチを取り付けるための金具です
少しでも見た目をよくしたいので、電線は柱と同じ色の茶色を選択
その場の状況に応じ工法も変えるので、材料も多めに持ち込みました。
そうすることで作業効率もグッと良くなります
続いて、こちらのたこ足配線
これらをなんとかするために、ここへコンセントを2つ増設をしますよ
この場所の壁厚は、先ほど露出コンセントを取り付けた場所よりも厚みが
あるため、埋め込みの工法で施工していきます
まずは場所を決め、穴をあけます。
写真右下に写っているのが『パネルボックス』という
後付工事専用のコンセントボックスです。
電線を先に通し、パネルボックスを取り付け
電気を通電する前にコンセントを仕上げてしまっておけば安全です
電線は『畳寄せ』の上に固定して配線しています。
同じ茶色の電線なので、近づくと目につきますが、
普段の生活内では、ほとんど気になることはないと思います
さて、最後は各コンセントへ電源を送るための施工を行います。
電源を取る場所は既設のコンセントです。
電線を通す穴をあけ、
先ほどと同じようにコンセントボックス内へ電線を引き入れます。
最初のコンセントの電線は「鴨居」を配線し、上から持ってきています。
電線が壁の中に吸い込まれているように見えますね
仕上げたコンセントのボックス内で配線を結線し、
各コンセントへ電源を分岐しましたよ
写真には写していませんが、
配線を通した穴をコーキングでしっかり埋めて施工完了です
作業中、お客様と、そのお客様の家に尋ねてきたお客様の2人に見られ
続けながらの施工
さすがに視線が痛く感じました‥
露出した配線工法でしたが、お客様にも喜んでいただけましたし、
安全に電気を使用していただける環境づくりができたことは、
お客様にとっても、私たち電気屋にとっても、素晴らしいことです
電気を安全に快適に使えるためのお手伝いが僕の仕事。
ご用命ありがとうございました
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