先先日に降った雪に恐れつつ、
瓦屋根の『破風』部分へテレビアンテナを取り付けてきました
家屋の大幅リフォームに伴い、
屋根の上で破損してボキボキに折れていたテレビアンテナも更新。
BSアンテナもこの部分へと移設しました。
更新以前の状態ではテレビは映る状況にありませんでした
初めて現場を確認したのが夏ごろ。
錆びたフレームに折れたアンテナ
屋根の上に登ってく確認すると、
アンテナから伸びていたはずのテレビ配線は家屋部分で千切れてしまい、
なによりも、肝心のUHFアンテナの電波を集約する部分も
アンテナ本体からパーツごともげてて直せない状態
使えるものは再利用というお話でしたが、
‥使えるものがありませんでした
打ち合わせの結果、アンテナは新品へ更新。
既存のBSアンテナも同じ場所へ移設するという案で確定しました。
夏の初期調査時、BSアンテナは屋根下に設備されていましたし、
見た目も良く、まだまだ使えそうな感じです。
取り付け完了後にBSアンテナの電波受信状態を確認。
あれ‥電波受信レベルがあまり良くない
BSアンテナの皿の様な部分になっている表面には
電波を反射しやすくするための特殊なコーティングが施されています。
それらが経年により剥がれることで電波の集約能力は低下します。
さらに、アンテナの中央にあるコンバーター自体も
経年で故障することもあります。
製造年月日もかすれてしまって見えないこのBSアンテナくん
しっかりと移設しましたが、ちゃんと放送が映るか心配‥
次週にテレビを持ち込み、しっかりと確認したいと思います
アンテナを固定している支線はこんな材料を使って固定をしています。
『破風』部便に打ち込み、
アンテナの支柱に取り付けた支線固定用の金具まで視線を張ります。
この時に支柱がまっすぐになるように建てられていないと、
BSアンテナの位置も変わってしまうため
受信レベルが下がってしまう原因ともなります。
水準器を使って、アンテナの支柱がまっすぐになっていることを確認。
方角もばっちり合わせてあります
のこすはUHFの電波と、BSの電波を混合する作業のみ。
『混合器』という装置を使ってこれらの電波を一つのテレビ配線にのせて
しまいます
この住宅では、テレビを見られる部屋が一つであるため
今回は『ブースター』は一切使用しません。
電波状況が非常に良い場合、UHFアンテナのみでテレビを見られる
部屋数はおおよそ4部屋。
電波を『分配器』にて分配する度、受信しているレベルが落ちてしまい、
それを補うために『ブースター』は使用されています。
ブースターにはBSアンテナについている電源が必要な
コンバーターという装置への電源供給もしてくれる機能もありますので、
テレビ視聴をされる部屋数が多い場合には
『ブースター』の取付をお勧めしていますよ
さて、この『混合器』には通電する、しないの切替ボタンもついています。
これはコンバーターの電源が別から供給されている場合に
別々の電源同士がケンカしないようにするためでもあります。
今回はコンバーターへの電源はテレビ本体から供給する予定ですので、
通電切替は「入」にしておきます
BSアンテナのコンバーターに電源が送電されない場合には、
BS放送は一切視聴する事ができません。
ご自身でBSアンテナを施工される場合には、
配線経路などに十分な配慮が必要ですのでご注意くださいね
混合器の取付も完了
BSアンテナが無事に再利用できるかどうか、
次週のテレビ受信テストがドキドキです
雪が屋根に積もると、とてもじゃないけどのぼれません。
テスト完了まで雪はいらないぞ~
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