今回のお客様は 「ブログ記事を見て」 とご依頼でございます
以前にロフトスペースの湿気対策についての記事を書かせて頂きましたが、
今回の相手は地下室空間
ロフトスペースでも多少カビ臭さはあったのですが、
地下室となるとその比ではありません
湿度というか、既に水が溜まっているような空間です
夏季などでも湿気は多少なりともありまして、家の床下通気口とも
繋がっている空間のため、空気の溜まり場となってしまっていました。
空気抜きと湿気対策に換気扇が24時間稼働しているようでしたが、
効果はあって無いような物
でも、これが無かったらもっと大変なことになっていたでしょうね
今回の施工では、床下通気口とこの空間は分離します
この空間をまず換気乾燥させ、家のカビ臭の大元を絶ちます。
カライエをそのまま使うには排気パイプの上げ勾配はNG。
専用の 「高断熱フレキシブルダクト」 パイプを使えば良いのですが、
それだけで定価 1本¥17,000- 余分な追加になってしまいます
既存パイプの長さにも限界があるので、効率よく部屋を乾燥させるために
場所を慎重に選定。
乾燥した空気がいきわたるように部屋の端に設置することにしました
湿気は有れど、この空間の真上は常に人の居るLD空間で、
天井面のべたつきは無し。
防水コンセントまでは不要と判断して通常のコンセントを準備しました
電源も確保したら、あとは施工を進めるのみっ
カライエを設置して、ダクトパイプの配管をしていきましょ
パイプは背面から貫通させて、通気口へ高低差無く配管してあります。
湿気のある空気をそのまま排出する装置なので、
上り勾配があることで配管内に水が溜まってしまうのでしょうね
配管を屋外まで引き出したら次の工程へ
地下から外への行ったり来たりがとにかく多い(笑)
奇麗な空気を吸いに行けるのは良いことなんですけどねっ
排気のパイプも長さぴったりです
ガラリを破壊してパイプ貫通していますけど、
あとから対策するのでご安心ください
再び地下室に入り、屋外からの湿気逆流の対策をしていきます。
まずは厚さ5cmの発泡スチロールにて断熱処理。
この上からアルミ複合板で蓋をしてしまいます
反対側の壁にも通気口があるのでこちらも同様の方法で穴埋め処理。
とにかく地下室だけを1空間にしてしまう作戦です。
床下の通気に関してはほかに通気口があるので全く問題なし
わざわざ床下すべての湿気を地下室に集めてくる必要はないですからね
続いて屋外に行き、排気ノズルの取り付けと複合板での穴埋め
こちら側は半分穴埋めして、半分は通気できる様にしてみました
100φの穴を開けたので‥
ここに網付きのベントキャップを取り付けます
これで今まで通りですね
取付したら周囲をコーキングにて防水処理。
今までよりも雨水も湿気も床下へと入りにくくなりましたよ
さて、これで試運転ができます
コンセントさしてスイッチON
起動直後から何やらかび臭さが消えるから不思議で仕方がない(笑)
24時間365日自動運転だから、効率よく節電しつつ湿気を追い出せます
水捨て不要だからときどきフィルターの掃除をしてあげるだけでOK
自動運転で電気代も抑えられますし、相対湿度が60%を下回れば
自動で停止してくれます
たとえ停電しても、運転していた時の状況を記憶しているので
自動で運転を復旧してくれるという優れものです
遠方地の別荘などでも採用が進んでいるこのカライエくん、
実は高山市では僕が2台付けただけです(笑)
もっとお安くなって、付属部品も増えたらいいなぁと思う機器ですが、
ダイキンさんに伝えた要望は叶うかなぁ‥
数日後には地下室の様子をお客様に見させていただくつもりです
この度のご用命、誠にありがとうございました
電話 0577-34-2633 (繋がりにくい場合があります)
FAX 0577-34-2829
携帯 090-1096-1567 (直通で僕が出ます)
Mail
ikedadenkou@gmail.com
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。
お気軽にお問い合わせください
(融資・車輌買取等の電話・FAXはご遠慮願います。)