コンクリート内の床暖と埋設配線

ノリさん

2016年03月04日 08:03


これまたリフォームのお話になるのですが、

昨年からお話を頂いていた建物も完成し、床もコンクリートの打設が完了。

現場が進み始めたため、昨日打ち合わせをしてきました


この日は、ほうれん草作業場への床暖房増設施工の打ち合わせです。

ヒーター施工は 『株式会社しげん』 さんが行われます

既設のヒーターも施工されたそうですよ。


打ち合わせの結果、

ヒーター施工前にどうしてもやっておかない工事が発生しました。


それがこの基礎部分から飛び出てきているこのコンセントの移設です




基礎(床暖房部分)から出てきている機械専用のコンセント工事。


床暖房が 4m 分増設されるため、このコンセントも必然的に 4m の移動が

必用になってしまいます。




本来ならばコンクリートを斫って配管は埋設したいところ。


ですが、万が一ヒーターを傷付ける事があった場合、

二度と床暖房が使用出来なくなってしまう事になってしまいます

そのため、一部のみ露出配管で施工をすることに決定。


さっそく準備を整えて施工開始です

材料を仮合わせしてイメージを膨らませます。




作業は今朝から始まるので、

この日のうちに配管と配線を先行しておかないと間に合いません


4mの位置を墨出しするのには最初に直角を出さねばなりません。

その時墨出しに便利なのは 『3:4:5』 の比率です

場合によっては使いどころが難しいのですが、

今回はコンクリートの土間なので位置も簡単に鉛筆でけが卦ます


あとはレーザーを使って、そこから長さを測って場所を割り出しますよ

 


安物ですが、あると便利な 『レーザー』 です


場所さえわかればあとは配管と配線をするのみ

配管も 『トーチランプ』 という道具を使い、配管を暖めて曲げ加工します。




接続する部材が床面と干渉しないために 6mm のクリアランスが必要。

これだけ曲がっていれば干渉することは有りません。




部材を取り付けて 『PF管』 という配管を床面に固定していきます。

この部材にも埋設可能なものと不可のものがありますので要注意

この配管なら埋設はOKですよ




配管と配線を床面に固定して配管は完成




あとは電線も結線しておきます。


ホコリの多い場所なので 『配線用コネクタ』 は使わず、

スリーブを使った 『圧着接続』 で結線しています。

 


水などがかかっても大丈夫なように周囲も防水処理

半永久的なものではありませんが、

コーキングを施して配管内に水が入らないようにしておきます




配管の接続部分にも専用のボンドを使用していますので、

水が内部に入る恐れもありません


電気に水は厳禁ですからね


これにて準備施工は完了。

今日もどこかで現場に顔を出して様子をうかがってきます


さて、今日は解体工事が待っている。

もう一人現場の人工が欲しいなぁ‥


それでは行ってまいります


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