電気工事屋は換気扇でもなんでもお手の物なんですよ

ノリさん

2016年03月20日 08:29


『電気工事屋さん』 と 『電気屋さん』 なにがどう違うんだろう?

そんな疑問を持たれたことはありませんか?


電気屋さんっていうと、どちらかといえば家電屋さんのイメージが強い僕。

皆さんはどうですか?


お客様とお話していて僕たちが逆に驚くのが

「えっ、家電も取り扱えるの」

とか、

「えっ、そんなことまでできるの」 

とおっしゃられる事態。


僕たちは当たり前だけど、深く知ろうとしない限り興味も持たれないだろうし、

まず絶対に知ってもらう事のない事実があるということ。

それらを少しづづでも払拭していきたい今日この頃なのです


といわけで、

今回は 「換気扇の配管もしちゃうんです!」

というお話をしたいと思います



こちらのお客様の家の壁に配管の穴と、

それとともに換気扇のダクトを施工していきますよ




天気が悪かったので写真の撮り忘れが

使用した道具の写真は使いまわしの写真でゴメンナサイ


『コアドリル』 にてモルタルの壁を貫通して穴を開けます




今回の場合、計4か所の穴あけを行います。

φ150 の穴を2か所と、 φ100 の穴を2か所です


天井に設置する 『同時給排換気扇』 のための穴と、

キッチンに設置する 『レンジファン』 のための穴ですよ。


キッチンのレンジファンは給気と排気を同時に行うことで、

排気効率を高めて調理中の匂いと煙、水蒸気等を効率的に排気する事が

できる様になります


当時は穴の開口作業はすべて手作業

すごく時間がかかっていましたが、今では数分あれば作業完了です




手作業で施工する経験も非常に大切ですが、新入社員でもないのに

個々だけに時間をかけるわけにはいきません


手作業でもきれいに穴が開けられんですよ本当は

あっ、信じてませんね


ならばこれを見てください。




どこかで紹介しますが、こちらも換気扇開口の写真です。

手作業で内壁、外壁のモルタル壁に φ150 の穴をあけています

これで信じてもらえましたか?


さて、話に戻りますが、

換気扇のダクトを通す穴をあけたら 『アルミフレキ』 という蛇腹状のダクトを

穴から差し込んで固定します。




ついで屋外の 『ベントキャップ』 も同じタイミングで取り付けますよ

この時点で雨がポツリポツリと体を濡らし始めました。


‥急がねばっ




『LLC小島建築』 さんのリノベーションによって、

ただの部屋からLDKに生まれ変わるこのお宅の二階。


不要になった換気扇も取り外し、

残る開口部にはアルミの板を取り付けて閉鎖しておきます。




これならそんなに格好悪くないですよね


ちなみに、アルミ板の加工は 『小鳥硝子』 さんにして頂きました

職人が連系すればどんな状況も打破できます

ここが 『電気屋さん』 だけではできない 『電気工事屋さん』 の強みの一つ。


室内では大工の小島さんが石膏ボードを加工中。




天井からレンジファンのダクトを引き出しておきます。

ダクトにも 『給気』 と 『排気』 の場所が指定されているので、

それに対応した場所に配管を貫通させておかねばなりません。




レンジファンの取付もできるのですが、ここからはユニット屋さんの仕事。

誰でも分かるように、マジックで給気と排気を分かるように書いておきます


天井の換気扇は僕の仕事なので近くまで配管を延長。




‥話は変わりますが、知ってほしいことがあります。


ホームセンターなどに置いてある照明器具や機械。

これらは非常に安価で手を出しやすい商品となっています。

ただし、壊れた時に修理対応してもらえないという事実を知っていますか?


もちろん修理してもらえるものもあるでしょうが、

ほとんどの製品に関して 「修理はできません」 と突っぱねられてしまうのです。


僕たちの取り扱う商品や製品は確かに高価です。

ですがそれに見合った保証と修理体制を整えています。

何が悪く、これなら絶対大丈夫といったことは言えない世界ですが、

迷った時は一度僕たちの様なプロに頼っていただくことをお勧めします


これから先ずっと使っていく物たちです。

値段だけでは推し量れない物。

それを同時に購入していただいたと考えてもらえたら‥

僕たち職人はものすごく幸せなのです


一度かかわらせていただけたなら、

ずっと僕たちはお客様に寄り添う事ができます。


ここぞというときに頼れるプロになりたい。

友人の 『たかんこ』 さんもそんなブログを書いていました

プロに頼るとき


あらゆる分野がリフォーム工事に参入してきています。

僕たちはその波に飲み込まれないように踏ん張るしかありません。

「この価格だからこの工事士しかできません。」

それでは終われません。

個人の職人が集まって作る一つの家、部屋、空間。


設備の変更にだって臨機応変に対応できるんですから

僕は近所の頼れるおっさんを目指して日々頑張らせていただきます



‥話がそれまくりましたが、無事配管作業は完了

天井のこの穴の部分には熱交換の換気扇を取り付けます。




徐々に完成しつつあるこちらの物件。

怒涛の多現場掛け持ちの3月でしたが、徐々にですが落ち着きつつあります。

個々が踏ん張りどころ。


さて今日も日曜日だけど頑張りますよー


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