今回のお話は、24時間365日、水捨て不要で自動で除湿してくれる。
除湿乾燥機 「カライエ」 のお客様宅への導入のお話です
問屋さんの弊社担当くん曰く 「この地域では導入が初だと思います」
と、実はまだあまり知名度の高くないこの製品 マジか‥
展示会で発売前から気になっていて、一度は施工してみたいと思い、
ついに念願かなって初施工
ご用命くださったお客様、ありがとうございます
空調機器大手のダイキンから販売されているこの 「カライエ」 とは?
いったいどんなものなのか‥施工写真と共にお話していきましょう
まずはカライエの蓋を引き起こしてみましょうか。
最初に目にするのはホコリキャッチ用のフィルターです。
カライエは正面から室内の空気を取り込んで、
器機内部で湿気を除去し、乾いた空気を室内に送り返す装置です
このフィルターの後ろにあるのが、空気中の水分を吸着するという
「デシカントエレメント」 なのです
室内空間にある空気に含まれる水分を、デシカントエレメントに吸着。
高湿度の空気として気体のまま屋外へ排出するというシステムです
なので、据え置き型の除湿機とは違い水捨て作業は必要なし
ダイキンさんのコンセプトムービーがあったので載せておきますね
こんな空間にカライエを‥という動画です。
コンセプトムービーなので動作について詳しくは載ってません(笑)
つまり、除湿機能で空気を乾燥させることによりカビの発生を抑制する。
大切な思い出を残しておく空間や、湿気に弱いものをしまう納戸や
錆を発生させずに物品を保管させる空間に最適な装置‥ということです
湿度が 60% を超えると自動で運転を開始して、
60% を下回ると停止する自動制御
電気代を気にしてこまめに入り切り‥という煩わしさからも解放ですね
ダイキンさんのエアコンに 「うるるとさらら」 があるのはご存知ですか?
その機能と同じものがカライエには搭載されているのです
無給水加湿と同じ機能を逆に使った感じですね
どれどれ、カライエをひっくり返すと、背面はこんな感じになってます。
右上にあるのが排気筒で、ここに付属のパイプを接続します。
屋外に排気配管する場合には、背面にホースを抜いてあげると
仕上がりがかなりすっきりします
なので、今回は背面出しで施工していきましょう
壁には壁掛け金具をきっちり固定
施工説明書にあるとおりの場所に開口していきます。
穴の開口はエアコンの配管貫通径と同じく 65φ なので、
いつものツールを使って楽々開口
コンセントは天井の板を一度剥がし、隠蔽配線しています。
この空間はロフト空間扱いになるため、
天井の高さは 1.4m 以下に設計されていました。
なので、板さえめくってしまえば天井の高さは屋根の高さまであるっ
電源は横づけされた点検口から小屋裏空間に侵入して配線しました
うぅ‥この時期の小屋裏空間は灼熱地獄ですな
ロフト空間にカライエの設置を完了させ、続いて屋外の仕上げへ
ここで悩むのが黒色で統一されたこの家に合う色のフードが無いこと
付属の部材には黒色が無く、
多くの要望は出ているらしいが、まだ実現しない多色化フード‥
そこで準備してきたのがエアコンのウォールカバーです
形も大きさもほぼ同じ
これで仕上げて統一感上げていきますぜ
既製品には防虫網が付属している‥
それも移植して‥これでいいでしょう
屋外も仕上がったので、ロフト空間に戻って試運転開始です
運転は付属のリモコンの操作で行いますよ
このカライエ、定格排出水分量がなんと 1日 10ℓ
定格運転音は 40dB(デジベル) と、少し音が気になる程度。
消費電力は 320W(ワット) ですが、湿度が 60% を下回っていれば
運転しないので経済的ですね
使用温度の範囲は -10℃ ~ 40℃ と、高温になる場所には不向き
本体の大きさは
W 437mm H 299mm D 190mm と少し大きめ。
エアコンの室内機の横幅が短くなった感じだと思ってもらえばいいかな
試運転も良好の様子なので、お客様に完成状態を見ていただき、
使い方の簡単な説明も実施。
リモコンはお客様の要望通りにロフトの入り口付近に設置です
音楽教室をされているお宅ですので、ロフトには楽器類も保管中。
楽器は湿度に弱いので湿度管理は必要ですよね
カビなんかはえるとそれこそ使い物にならなくなったり‥
今回はお客様がご自身でカライエのことを調べてご依頼くださいました
これからの湿度管理はカライエにお任せですね
この度のご用命、誠にありがとうございました
上手に使って節電しつつ湿気対策していってくださいね
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