池田電工の、やってみせます! › 『支援プロジェクト』
2015年11月11日
『難聴を支援』補助金交付許可が下りました
プロジェクトの名前は僕が仮称でつけて呼んでいるだけです

昨夜から設計を見直して、今朝も事務所の机の上はこんな有様に

プロジェクトへの補助金も『高山市』から出していただけることも決定

ただし、補助金を出していただくに当たって条件が一つ。
『特定の補助』に特化させ、その補助する部分の機能のみを認める。
つまり、余分な機能が付いていると補助金を交付して貰えないという事

補助金を交付していただくためにも、
許可が下りた形での制御、動作、仕様に回路を修正しなくてはいけません。
しかしながら、これをお使いになられる方からはこんなご意見も。
「最初に見せてもらった機能の装置が欲しい。」
お客様の要望も決して無視できるものではありません。
繰り返し打ち合わせをさせていただき、あくまでも使っていただく方のための
装置設計をしています。
ただ、市としては不要な部分までの補助を認めるわけにはいきません。
ただ忘れてはいけないのが、
この装置を使うのは我々健常者ではないということです。
装置の設置後でも、少しだけ手を加えることで、要望の部分もカバーできる。
そんな仕様にもしておきたいのです。
でも、そうなると動作がちょっとややこしい

錆びついた脳回路を必死に使ってなんとか初期図面は完成しました。
お客様のしなければいけない操作は極力減らし簡素化。
切替スイッチ1つと、リセットスイッチ1つのみで操作可能にしました。
細かい設定が不要のパッケージ品が今の構想です。
システムをお渡しする際に、内部のタイマー時間を調整しておけば、
予定通りの動きを可能にしてくれるはず

動作の回路設計が完成してしまえば、
組み立てにはそんなに時間を必要とはしません。
現段階の回路設計が、今後の増設をスマートにできるかどうかの肝。
増設する回路には補助金は出ませんので、
設計段階でいかに無駄を省けるようにするかが勝負所です

じっくりと考えたい‥けど猶予もあまりない

なんとか今晩中に設計を完成させますよ

『まずは高山市で実例を1件』
『平川医療器』の社長様と同じ気持ちで活動させて頂いております

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池田電工へのお問い合わせ方法は以下の通りです。
電話 0577-34-2633
FAX 0577-34-2829
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タグ :平川医療器商会株式会社
2015年10月15日
医療器会社共同プロジェクト『難聴を支援』
医療器会社様と共に
『難聴の方を支援できるいいものを』
これをコンセプトとした支援装置の開発を個人的に徐々に進めています。
まだまだ実践導入には至っておりませんが、ようやく『支援用試作1号器』を
待合室に展示して頂けるまでにプロジェクトが進展してきました

現場を知っている医療機器会社の方々から話を聞き、
「こんな場合ならどうだろう?」
「この状態でこれと組み合わせたらどうなる?」
お話を頂いたころ、代用できそうな既製品を紹介していくだけの状態が続き
提案だけで終わることもしばしば。
その繰り返しのなかで、まだまだ悩みに対応した製品がこの世に出ていない
『健常者が健常者のために便利になる製品しかなかった』
という実態を知ることになったのです。
医療器業界にはそれに対応した製品が多数ありますが、現場に応じて対応
できる機器が少ないとのこと。
それらを含め、既製品を最大限利用できるための必要な機能を詰め込んだ
装置がこの『支援用試作1号器』です。
実験と失敗を繰り返し、製品として仕上がったのが約3年前。
この3年間、医療器会社様に動いていただき、補助事業として実践できる
ための申請や手続きをして頂いていました。
そして、その間に作成を進めてきた試作2号機も、ほぼ完成

さらに機能を発展させ、さらに対応できる機器も多くなりました。
ただその分、ボックスの大きさが2倍、
設備する機器ボックスも2台になってしまいましたが‥

もちろん『支援用試作1号器』と同様に単体での運用も可能です

こちらが機能を増強するためにやむなく分離した装置。
ただし、分離して機器が増えたデメリットばかりではなく、
それぞれの家に合わせ、配置する場所を自由に選定できる様にすることが
可能になりました

『支援用試作2号器』にはまだまだ問題点があるので公開はできませんが、
調整が完了したら、こちらも展示していただける日が来ると思います

『支援用試作1号機』は、間もなく実践導入が可能になるとのことなので、
もう一度誤動作がないか再チェックして、さらなる小型化を進めます

今回は、こんな活動もしていますというご報告でした

今後ともよろしくお願いいたします。
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2014年07月05日
補助制御装置の開発
医療機器を取扱されている社長様から、
とある補助装置の開発依頼をいただき、制作、納品いたしました。
それがこちらの写真に写っている装置です。
残念ながら中身を見せることができません。

あることをすると、あることを制御してくれるというものですが、
残念、もうしばらくは詳しく書くことができません

現在、医療機器の社長様は店舗の中に展示スペースを設け、
実際に使用し、体感できる環境を整えつつあります。
それに対応して、当社もさらに機能を発展させた試作2号機を
完成させました

写真はまだ試作実験中の物です。

この装置をまとめ、先ほどのようなケースに収めます。
残念ながら試作1号機は、応用のきかない部分の多い装置でしたが、
2号機に関しましてはその部分もカバーしており、さらに機能を増やせる
機構に設計しなおしました。
完成次第、社長様にお見せしたいと考えています。
さらに、これに並行して
停電時、蓄電池と常用電源(中電から買っている電気)を停電時に
自動で切り替えてくれる装置。
こちらも動作実験が完了しました。
まだ試作機ですので、さらに改良を加えて、安全かつ、安価な製品を
制作していきます。
上記した、ふたつの制御装置を製品化したいと考えており、現在いろいろ
模索中な状況です。
中身を見せられなかったのはそのため

どちらも私の専用工房で制作中です。
完成し、展示できる環境が整い次第、
状況をアップしていきたいと思います。
タグ :補助装置停電自動切り替え装置