2020年07月01日
温水器湯沸かしヒーター漏電故障(汗) 新品に更新します！
「温水器の残湯がゼロでお湯が沸かないんです
」
」お客様からお困りごとのお電話を会社の方へ頂きました。
調査すると、温水器ののリモコンの残湯量の通知が確かにゼロ‥
詳しく調べていくと、なんと温水器下部にある沸かすためのヒーターが
漏電していることが判明
年数も経過しているので部品供給もなし
ちなみに、追い炊きの方のヒーターも確認しましたが、
こちらの絶縁状況は最大値の 100MΩ で問題なし
ヒーターが漏電した理由はおそらく経年による劣化。
残念ですが、これはもう温水器を更新するしか方法がありません
問屋に電話しても在庫があるわけではないので、
電気温水器を発注し、日を改めて施工することをお約束。
そして更新日、あいにくの怪しい空模様だけどそんなこと言ってられない
新しい温水器が到着するまでにタンクの水を抜いて
温水器を撤去しちゃいましょう
新しい電気温水器も到着
定位置に運び込む前に、今までの場所はきれいに掃除じゃ
新しい温水器を運び込み、3か所をアンカーボルトにて固定。
今までの温水器は基礎に準じて斜め設置だったけれど、
今回は高さを調節して垂直に設置していきますよ
既存の配管との接続はステンレス配管で行います
フレキなので形成しやすんですけど、急な曲げなどは難しい(苦笑)
順次形を形成しながら接続していくのが最近の手法です
接続中、空は晴れているにもかかわらず唐突な土砂降りっ
「ぎゃー」
」社長はそそくさ屋根下に逃げる
僕は道具と材料がベタベタになるのを回避するため全身ずぶぬれ
まぁおかげで道具も材料も水浸しにならなくて済んだけど‥
寒いやないかーい(苦笑)
雨もさらっと止み、さっきの土砂降りはどこへ‥
続いて太陽直下の激アツ状態に
なんて天気だっ
配管の接続を完了させ、社長に配線とヒーター薪をお願いして
ぼくは宅内のリモコン更新に向かいます
リモコンの取り付け方を見れば、
設置した方が丁寧かどうかがなんとなくわかります。
リモコン周囲にコーキングをしてあれば丁寧な方で、
そのまま両面テープとネジ締めだけだけだったらちょっと‥な感じ
さて、新しいリモコンに更新していきましょう
うーん、今回もコーキングは無し(苦笑)
確かに説明書に記載していなければやらない方も多いとは思います。
ただ、防水処理すればリモコン故障の可能性も回避できます
現に、今年の正月にお伺いしたお宅では防水をちゃんとやってなくて
リモコンが完全操作不能になってましたからね
さ、今回も全周囲コーキングで防水処理しておきましょう
続いてキッチンのリモコンを更新。
浴室もそうだったんだけど、かわいらしい雰囲気のリモコンから
かなりスタイリッシュなリモコンになりましたね
屋外に出て温水器のタンク本体を確認。
電源も接続され、漏水チェック中。
電源をONにして試運転を始めましょう
意気込んで宅内に入るとリモコンが点灯してない‥
‥まさかと思い再び外へでて質問をぶつける。
「リモコン配線は接続した？」
「あっ」 て‥接続してないんかーい
接続して再び室内へ
OK、点灯してる あー焦ったぜ
あー焦ったぜよし、じゃあ試運転開始して湯船に水をはっていきましょ
この時に配管に残ったゴミとか出てくるので、最後に掃除します
水張の試験も順調だし、本体からの漏水も確認できません
問題なさそうなので配管に凍結防止ヒーターを巻き付けていきます。
浴槽の水を抜き、シャワーで浴槽内を掃除。
おっ、すでにシャワーからはぬるいお湯が出始めている
お客様待望のお風呂、大変お待たせいたしましたが
夕方にはシャワーを浴びるくらいはできるようになると思います
最後にリモコンの設定をして施工はすべて完了です
やはり真っすぐに設置されている温水器は格好がいいなぁ
お客様に施工完了をお伝えして、引き渡しも完了です
いきなり故障して困る器機ナンバーワンが温水器やエコキュートです。
10年～15年経過した温水器やエコキュートは
使えるけれど製品寿命は経過していると思ってください。
稀に10年経過後の故障でも部品が手に入ることはありますが、
本当にごく稀です。
残念ながら故障個所が直っても次に他が故障しないとは言えません
早め早めの更新で、当たり前に使えるお湯のありがたさを感じましょ
この度のご用命、誠にありがとうございました
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