2016年02月14日
あれ?スイッチが硬くておかしいぞ?
先日お客様からこんなお電話を頂きました。
「照明のスイッチがなんだか滑るようになって‥」
一瞬ドキッとしました。
それはなぜか。
昨年配線のリフォーム工事を担当させて頂いたお客様でしたので
「もしかして自分のミスか」 そう思ってしまったのです
お話を詳しく聞くとリフォームとは関係のなかった場所
日を改めてお伺いさせていただくこととなりました。
そして昨日、問題のスイッチを改修してきましたよ
触ると固く、動きがおかしいのです
よくあるお悩みの一つ、『スイッチの経年劣化による故障』 です。
こちらは解体したスイッチの内部の様子ですが、
中のバネが破断しているのがお分かりになりますか?
バネだけ見てみると‥
スイッチは入り切りを繰り返すことで劣化していきます。
特に劣化が激しいというか、負荷が常時かかっているのがこのバネ。
ON、OFFの度に右に左にと身をくねらせ、ON、OFFの状態を保持する
役割をはたしてくれているのです。
ON、OFFの限界となる回数は分かりませんが、やはり使用する頻度の多い
スイッチが壊れやすいと言えます
下の写真をご覧ください。
左側のスイッチが故障している状態の物です。
折れたバネが内部で干渉し、まともな動作をする事ができなくなっています。
右側が正常な状態のスイッチです。
バネの力によってONを保持しているのが分かりますね
『youtube』 にも動画もUPしてみました。
さて、それでは取り換え作業に入りますよ
今回は御要望がありましたので 『ホタルスイッチ』 へ交換します。
暗がりでも ぼやーっ と明かりがともるのでスイッチの位置も一目瞭然!
すぐに操作する事ができる様になりますからね
スイッチも一つ不要なものがあったので撤去することになりました。
ずっと昔に改修した時に撤去せずそのままになっていたのでしょうね。
壊れたスイッチのみ交換してスッキリ元通りになりましたよ
取り外したスイッチの穴も、専用の 『ブランクチップ』 というカバーで塞ぎ、
既存のスイッチのプレートは再利用しています
「こっちのスイッチもなんだかパカパカするんだけど‥」
廊下のスイッチも交換することになりました
さっそく交換します。
スイッチの蛍部分を 『LED』 だと思っている方も見えますが、
実は 『ネオン管』 を使用しているのです。
ネオン管は寿命は来ると点滅を繰り返すようになり、最後には消滅します。
もちろんスイッチとしての機能は失われることは有りませんが、
夜間真っ暗な空間でスイッチを探すのが困難になります
はい、こちらも無事に交換が完了いたしました
今回もご用命ありがとうございました
僕がブログを書いているとはお話していなかったのに見て頂けているとの
嬉しいお言葉をかけて頂きました
きっと今日の記事も見てくださっているでしょうね
故障原因もはっきり確認していただけると思いますので、安心にも繋がります
なにかありましたらお気軽に声をおかけくださいね
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