2016年06月03日
古民家再生計画はじまりました
古民家再生プロジェクトとして立ち上げているわけではないのですが、
大工さんから古民家の配線工事を依頼されまして、
昨日から現場入りしております

高山市内における伝統建築物を保存する必用のある区域のことで、
正式名称は 『伝統建建造物群保存地区』 と呼ばれる場所なのです

伝統建築物が立ち並ぶ街並みですので、配線工事にも配慮が必要です。
エアコンの室外機をむき出しで置くなんてできない場所なんですよね

縦に長い長屋がお隣さんの建物とくっついて、一続きの街並みを作っています。
これが高山市の伝統的建築物の姿

そんな場所ですので、外観も洋風に変えるわけにもいきません

しかも工事の申請だけでも、許可が下りるまで1年はかかると言われています。
電柱も地中へと埋設化され、
街並み全てが昔ながらの姿を醸し出している場所なんですよね

ただ、おかげでどこから主となる中部電力の配線が来ているか分からない

電線は見えているのに、地面から電線が出ている場所が特定できません

調べるに複雑で、素直に中部電力さんに問い合わせする事に‥

埋設されてしまったもともとあった電柱の番号がようやく判明しました

なぜこんな調査が必要なのかというと、
こういった長屋での配線は 『連接引込』 と呼ばれる配線方法で、
何件もの住宅の軒先にまたがって共同用の配線が施されています。
調査の結果、今回は6軒にまたがり連接引込がなされているようです

つまり、6棟ある家の軒先に共同用の中部電力さんの配線があり、
そこから電気を各々取りだすという方法です。
店舗兼住宅に生まれ変わる予定のこの物件。
30A(アンペア) の契約から 60A(アンペア) の契約に増強予定

ただし、電線に流せる電流は決まっているため、
設計段階でこのままの配線で大丈夫かを確認する必要があります。
一軒一軒許可をもらって家の軒先に上がって調査するわけにもいきません。
電気容量も心配だったので中部電力さんに電話して確認してみました。
が‥
「分岐されている各家への配線は不明ですので調べてください。」
「‥はっ
」

しまった、おもわず 「はっ?」 って言っちゃった

連接引込配線は中部電力さんの財産のはずじゃ‥?
お客様の把握ができていないという事ですかい



分からないと言われてしまえば調べるしかない‥
長屋を観光客に交じりうろうろ‥
他人様の家の軒先をじろじろ‥
僕の姿はどんだけ怪しい姿に見えたことでしょう

全部調べて中部電力さんに図面にして送ってあげました。
後日立ち合いをして頂き、しっかりと調査していただくことになっています

その間も大工さんは着々と内部を解体中。
僕も不要な配線や照明器具を全撤去し、第一段階は完了です。
軒続きの長屋は隣との壁が共有の場合がほとんどです。
壁を壊せばお隣さんの壁が‥

間違って配線を切らないようにしないと

おもしろい工事なんですけど、いろいろと難しいこともありますね

壁の中から当時の大工さんが残したと思われる道具などもでてきます。
ブレていて見にくいですが、釘を抜いたまま壁の隙間に落としたらしい‥
釘がくぎ抜きに引っ掛かったまま残されていましたよ

さて、今日はメーターが固定されている部分の解体です。
仮移設しなくてはいけないので現場へ行かねばなりませぬ

準備を整えて行ってきますね

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