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2016年06月17日
移設エアコン設置完了です!
昨日はあいにくの雨模様

でも、予定通りエアコンの設置工事を行ってまいりました

友人の実家から外してきたエアコンを今住んでいる家への設置です。
無事に取付が完了いたしました

もともと6畳に設置されていたエアコンですので能力は小さ目。
ですが、建物自体の断熱性能が高いので、
「部屋を寒いくらい冷やしたい
」 という場合でない限り

涼しい環境を作るには十分活躍してくれると思います

設置する場所は借家であるということもあり、
極力穴を新たにあけない様にして施工していきますよ

以前に住まわれていた方がエアコンを設置していたということで、
壁にはその痕跡が‥
この扇風機を外してこの場所にエアコンを設置していきます。
扇風機を外したらさっとく取り付けるぜ

‥と、そのまえに各部のチェックをしておきましょう。
金具が傷んでいないか、部品は足りているのか。
移設品や他の方から頂いたエアコンなどは、
部品が欠品している場合も少なくありません。
今回は特に問題はなく、このまま取り付けてもよさそうですね

取り付けてしまうと掃除もなかなかしにくい物です。
お掃除機能が付いているエアコンとはいえ、
お掃除機能も掃除してあげないと汚れはたまるばかり

おっ、結構ホコリがたまってっていますね

フィルター掃除を自動でしてくれるエアコンでも、
掃除したホコリは自分処理せねばなりません。
せっかくなので綺麗にしておきましょう

フィルターもゴミパックもきれいになりました

元通りに戻したらさっそく取り付け施工に入りますよ

まずは屋外から施工を進めます。
以前のエアコン配管の痕跡がありますが、
これらも出来る限り隠しつつ作業をすすめます。
えっ? なんでそんなことをするのかって?
その方が見栄えがいいからですよ


化粧ダクトを固定し、配管配線を事前に準備しておきます。
今回はもともとエアコンが設置されていた場所にもう一度取り付ける施工です。
そのため、室内エアコンとの配管接続は 『室内機』 の裏でしなくてはなりません。
通常、エアコンの配管は正面を向いて右側に配置されているのですが、
今回のケースでは左側にすでに穴が開いている状態です。
新規での施工でしたらこのまま右に穴をあけて素直に施工できるのですが、
既存設備を活かしたかったので左側からの配管アプローチとなります

つまり、施工は室内で行われることになりますので、
下の写真の様な作業風景となります

室内機の背面で配管同士をつなぐための 『フレア加工』 を施工。
うーんちょっぴりやりにくい

エアコン設置に慣れてはいますのでそんなに難しい作業でははないのですが、
この室内機裏での配管接続をするしないでは、
エアコンの取り付けられる向きの幅も広がりますし、
何より見栄え良く施工できます

大手量販店では、取付を依頼する場合にはしっかりと位置を指定しておくことと、
配管を抜く場所を事前に伝えておくことが重要です。
「その話は聞いていないので‥」
と断られる場合もありますし、実際に目の前でそう話をしていたのも見ました。
量販店ではエアコン本体は確かに安いかもしれません。
ですが、僕たちの様に融通を聞かせるといった面では不利な部分もあります。
代わりに僕たちは付加価値で勝負しますよ

さて、配管を接続したらしっかりと断熱しておきます。
そうしないと結露した配管から水滴が滴り大変なことになります

ちなみにこの冷媒管にも秘密があって、
ホームセンター品は安いのですが、実は厚みが少し薄いのです

これは問屋さんに聞いた話なので間違い無いと思います

配管の肉厚が薄いということはそれだけ折れやすくなるという事。
圧力には耐えられるのでしょうけど、ちょっぴり心配になりますよね

当社では肉厚の配管を使用していますので安心してくださいませ

室内の作業が終わり、続いて外の作業の続きを行います。
配管を化粧ダクトに合わせて収め、配管の穴は粘土で埋めておきます。
こうすることで虫や小動物の侵入を未然に防げますし、
雨水の侵入たいさくにも活躍してくれます

化粧ダクトのカバーを収めたら、
雨が直接かかる配管入口周囲だけコーキングで処理。
これで雨水対策は万全です

室外機にもフレア加工した冷媒配管を接続。
真空引き作業を施して、残す作業はあとわずか

真空引き(エアパージ)作業が完了したら冷媒ガスを充填します

同時に漏れがないかも確認するので安心ですよ

ガスが漏れ続けると、エアコンの能力が低下するばかりか故障にもつながります。
この辺りはしっかりと確認しておかなくてはなりません。
よーし、完成しました

茶色い化粧ダクトなのであんまり目立たないでしょ?
室内機から排出されるドレン配水配管は固定していません。
「なんで?」
通常は基礎に穴をあけて固定するのが普通なのですが、
ここは借家ということもあり、あえて穴をあけることはしません。
返す時にコンクリート部分は補修できませんしね

出来なくはないですけどかなり高い補修費用が掛かってしまいますから

石で配管を押さえて完了といたしました。
もちろん友人にもそう伝えてありますよ



動作テストも良好で、これにてすべての施工が完了しました。
声をかけてくれてありがとうございました

何か不具合があればすぐに呼んでくださいな

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Posted by ノリさん at 07:41│Comments(0)
│エアコンのひみつ( ´∀`)
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