2017年05月03日
露出配線が気になってしょうがない！ お任せください！
今回のご依頼内容はこちらっ
「町内の祭り前に室内の配線をきれいにしたい！」
そんなお客様の想いです。
はい、今回のご依頼もできるかぎり形にできる様、
精一杯施工させていただきました
施工前の様子はこちら‥
お客様は現在 「町内会長」 を引き受けられており、
家への来客はすべてこの居間に通されるとの事。
そこでお客様が気にされて始めたのが
「壁の傷み」 と 「露出した配線」 でした。
「人を呼ぶにはちょっと恥ずかしい‥。」
そんなお悩みをお客様が 『高田設計』 さんに改修工事を依頼。
今回僕が配線の改修を任せていただけることとなったわけなのです
部屋に初めて入った第一印象。
僕が電気工事屋だからかもしれませんが、茶色い梁に灰色の配線なので
すごく目立って感じます
さて、この格好の悪い配線、どう料理してくれようか？
そんな時に活躍するのが 『カラー電線』 です
お寺では黒色の配線をメインで使いますが、
今回のお部屋の梁の色はこげ茶色
大丈夫です、焦げ茶色の配線、準備してますよ
コンセントも増設してほしいとのご依頼でしたので、
既存のコンセントは1口から2口へと増設。
部屋にももう1箇所2口のコンセントを増設
焦げ茶色の電線が梁や柱の色に馴染むためほとんど目立ちません
露出した配線だって、
まっすぐきれいに配線すれば遜色はありませんから
ちなみに電線を固定する専用の釘、
『VAステップル』 も焦げ茶色です
電線は目立たずにコンセントだけが目立っていますね
最初は 「やり替えるの配線をプラモールを使って処理できない？」
その様なご提案でした。
‥ですが、プラモールを使うとかえって目立ってしまう場合があります
今回の様に曲がりや段差の多い場所にはモールは不向きですし、
プラモールには独特の艶があるので存在感が前に出てしまうのです
当然ながらプラモールの材料費も加算されてしまうこととなりますので
こちらの施工方法が断然お得で目立たない施工法なのです
さらに配線の存在を目立たなくしたい‥
なので、配線する位置も天井面付近まで移動。
あと、ちょっとしたことですが‥
照明のローゼットカバーくん、加工がされておらずいままではむき出し。
電線を目立たなくしてもこれじゃかっこ悪いよね
カバーを外してひと手間をプラス‥
カバーを加工しただけでこんなにも見た目が違う
ひと手間がとっても大切っす
プラモールを使っていないので
電線も自由に曲げられて収まりも良いです
ただし、無理に曲げるのは良くなくて、
被覆内部の銅線を断線させてしまったり、劣化を早める原因にもなります。
ホームセンターに当たり前のように販売している電線ですが、
配線や接続は必ず有資格者の方が行ってください
お願いしますね
いままでは1口のコンセントをたこ足配線で使用していましたが、
先ほどのコンセントとは別に、居間の1口コンセントは2口へと変更。
せっかくなので隣室にも2口のコンセントを1箇所増設しましたよ
これでもうたこ足配線しなくて済みますね
ちなみに、隣室のコンセントも柱に配線を下してきています。
柱に穴なんかあけていませんからね～
さて、これにて配線改修はすべて終了
お客様を居間へ呼んで施工状況を説明しました。
お客様の第一声‥
「おぉ、これは全然目立ちませんね！」
よっしゃー、配線改修大成功でした
高田設計さんにも見た目にご納得いただけましたし、
お客様からは 「今後もお願いします。」 との嬉しいお言葉もいただきました
電気の配線を変える意味。
安全性、絶縁性を高めるだけではなく、
住む人の心に満足感も与えることができる。
そんな施工になってくれているならば幸いです
‥なーんて、何言ってんだか
先日お邪魔する機会があり居間を覗かせていただいたら
壁もきれいになっていたし、天井もお客様が掃除してピカピカに
やはりきれいにしだすと徹底的にやりたくなりますよね
今回のご用命ありがとうございました
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