2017年08月25日
大好きな照明器具をもう一度‥
先日、久しぶりに照明器具の改修の依頼をいただきまして、
昨日無事に改修作業が終わったところです

今回ご依頼いただいた照明器具は 「arteluce(アルテルーチェ)」という
ペンダントタイプの照明器具。

※ 画像はこちらのサイトからお借りしてきました。
http://on-the-shore.com/
お客様がお引越しされるに当たり、ペンダントのコードの長さが足りず、
大好きな照明器具なのでコードを延長して使いたいというご相談でした

詳しくメールでやり取りさせていただいて分かったことなのですが、
ほかの電気工事の資格を持った方に改造を依頼したところ
改造をミスし、まったくもって思どうりに使えなくなってしまったとの事

毎回器具改造の依頼を受ける際、心配になる部分は多いのですが、
今回も自分なりに調査して、うまく改修できそうだったため
ご依頼を引き受けさせていただきました

お届けしてもらった器具がこちらです。
詳しい説明と、どのようにしてほしいというメモが丁寧に同封されていました

それだけ悔しい気持ちと、何とかしてほしいという思いが伝わってきます。
‥絶対何とかしますからね

まず致命的なミスは、最初の改造で交換してあるコードが容量不足

細すぎて純正の白熱電球100W(ワット)が取り付けられません‥
電線は新しいものを使用するので必要な部品のみを取り出しました。
この部品、使う場所が違います‥

なぜ無理やり加工して電線を通したのですか

電線の処理もかなり雑‥
もしかして電気的な容量が足らないと思って
端子と電線を両方巻き込んだのかな???
この部品、本来は器具本体を固定するための大事な部分。
下の写真は改修後の写真です。
本体とセードの中に納まる器具を固定しるための大事な部分。
電線とグルーガンで埋められているので
じっくりゆっくり、ネジ山を傷つけないように掘っていきましょう(笑)
うむむ‥めちゃくちゃ電線も中まで押し込んである

ほじほじほじ‥
よし、綺麗になりました

続いてソケット部分の改修へ

こちらもバラバラにして最初から施工しなおしです。
‥うーん‥こっちの処理もなかなかに雑(笑)
またしても端子と電線を一緒に締め付けていますね‥。
しまった‥写真撮るの忘れました



いきなり改修後の写真でゴメンナサイ

最後は天井部分に引っ掛けて止める部分の仕上げです

最初の改造がなされる前はこんな状態だったはず‥
正式な画像も見つけたのでこちらもどうぞ~


※ 画像はこちらのサイトからお借りしてきました。
http://on-the-shore.com/
‥ちょっとだけ正規品は配線に余裕を持たせてあるんですね

しまった‥真似すればよかった。
この仕上げ部品、電線の途中に入れられていて、
最初に改造した方、部品の取り付け間違いに
最後の最後で気づいたんじゃないかなぁ‥

なにはともあれ、
無事に照明器具の改修作業は完了いたしました

後は梱包して、お客様にお返しするだけです

喜んでいただけたら最高ですね

梱包材はお客様が最初に送ってくださったときについてきたものを再利用。
ケチでごめんなさい



メモも添えて‥
さぁ、お客様のところへお帰り

君の帰りを楽しみに待ってるからね



あまりに重量がある器具や、
特殊な形状のものは改造ができない場合がありますが、
今回も無事に改修ができてほっとしています

器具改造が本職ではありませんが、こうしてお悩みが一つ解消できたのなら
とてもよかったと感じております

ご用命ありがとうございました

大切な思い入れのある器具と、これからも同じ時を過ごしてくださいね

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