2019年03月11日
診療所に待望のエアコンを設置です♪
本日は先日終わったばかりのお仕事のお話です(笑)
書きたいことはほかにもあるんですけど、
まだ現場が終わっていない‥的な感じで温め中
先日の土日の診療所のお休みを利用させていただきまして、
天井に設置するタイプのエアコンを設置してまいりました
ダイキンのパッケージエアコン
『スカイエア』 SSRU80BCNV です
三相動力、もしくは電灯の単相 200V（ボルト） で運用が可能で、
今回の現場の診療所には三相動力設備がまったくありません
そんな理由もあるなか、
大きめのエアコンを設置してほしいとのお客様の強い要望もありまして、
診療所待合室の大空間にこのエアコンを設置しています
とはいえ、電源も分電盤からの専用回路が必須
最初に設置する場所を確実にしてからの開口、通線、エアコンの天井吊り‥
このような感じの施工の流れとなります
天井に吊る前の室内機はこんなご様子。
80タイプの室内機の大きさは、
横幅 1270mm 奥行 690mm
厚み 235mm （天井接地面からの厚み）
重さもなかなかあります
天井から吊る方法としては、今回の建物は鉄筋コンクリートなので
アンカーボルト（メスタイプ）を使用して吊ります
室内機両サイド、各2か所づつを寸切りボルトを使って固定しています。
冷媒配管もドレン排水配管も、室内機を設置して
はじめてここから詳しい長さを測り現場に応じて施工していく感じです。
御見積時には事前に必要な材料を計算するために
現地でおおよその検討をつけるのですが、
やはり細かい部分、何センチで曲げて何センチ部分でフレア加工する。
こういった作業は現地でしかどうしてもできないもの
今回の設置工事は2人体制なので、社長と工事を分担して
室外機側の施工、室内機側の施工の2グループに分け
それぞれ助け合いながら進めていく感じです
冷媒配管用のコア抜きを社長に段取りしてもらっている間、
僕は人感センサーユニットや、ワイヤレスリモコンキットを設置。
下の写真に写っているワイヤレスのリモコンキット。
これは壁面、もしくは天井面に設置するタイプです。
なので、今回は天井面に設置してみました
通信距離はおおよそ 7m とのことで、受付カウンターから操作できる。
そんな位置に設置してあります
そんなこんなで作業していると突然の停電
原因は社長がコアで開口していた壁の中に配管があり、
それをぶった切ってしまったから
もうエアコン設置している場合ではなくなり、
2時間の修復時間をかけ、問題ないように改修
失敗した時はテンパったら駄目ですよ
落ち着いて対処すればどんな失敗も必ず復旧できますからね
復旧後、ようやく再びエアコンの設置を再開です。
コア抜きも無事完了したので加工した冷媒配管を接続
室外機を2人で架台に乗せたら再び僕は室内の施工へ
うぅ‥初日は不測の事態のおかげでここまでで終了
こういうことがあっても大丈夫なように予備日が設けてある
大丈夫です、日曜日の半日をかけて仕上げていきます
室外機の方はそれほどむつかしくないので社長にお任せで、
僕は化粧ダクトの施工を担当‥実はこれがなかなか難しい
今回は丸形の化粧ダクトを採用していて、
ドレン配管も一部だけが化粧ダクトから露出させる必要が発生中‥
大丈夫、細かい作業は僕にお任せくださいまし
開口も現状の状態を測り、必要な部分のみ開口していきます
そしてこちらが仕上がり状況です
きれいに完成させたつもりですが‥いかがでしょう
室内機の配管接続部分もきっちりと断熱処理
ここをちゃんと断熱しておかないと、
結露水が発生してしまい、待合室内に垂れてしまうのです
室外機も無事に接続完了したご様子
さぁさぁ、ではさっそく試運転していきましょう
と、その前に‥通電前の電圧確認
ここで電圧が間違っていたらすべてが水の泡
最悪の場合のはエアコンが電圧の違いによって故障してしまいます
電圧に問題ないことを確認したら遮断器（ブレーカ）ON
冷房運転での試運転（※はじめは冷房運転となります）。
その後、暖房運転でも試運転を開始
大空間はなかなかすぐには温まりませんが、
ふき出す風の温度は実測値で 41℃~43℃ でした
石油式の暖房器と併用するので、
待合室の空間は十分すぎるくらい温まると思いますよ
作業完了後、院長先生が状況を見に来てくださったので、
使い方と管理方法をお伝えし、これにて引き渡しも完了です
今日からバンバン使っているはず
待合室の患者さんが暖かく過ごせるといいなぁ
ご用命ありがとうございました
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