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2021年11月26日
メタルモールって? 金属のモール配管ですよ♪
とある施設の改修工事に11月の頭から入っていたのですが、
なんとかすべての施工が完了したので、
その一部を抜粋して小出しにしたいと思います(笑)
今日の小出しは 「 メタルモールでの配管施工 」 です

メタルモールとは、その名の通りで金属モールのこと

金属配管より小ぶりで、それでいて強度もあるので
狭い場所でのすっきりとした配管施工にはお勧めです

今回の施工場所は倉庫内部。
まずは仕上がった状態からお見せしますね。
今回の施工までは延長コードで電源を引っ張って奥の空間を照らしている
そんな倉庫内部でした。
照明器具を蛍光灯からLED化し、そこから電源を分けメタルモールで配管。
同じ器具を倉庫奥に配置するというのが今回の内容です

配管中はこんな状態で、
モールなので本体とカバー部分に分離ができます。
メタルモールの欠点は、金属であるがゆえに可能に手間がかかるということ。
あと、内部に収める配線がよじれていたりすると、
カバー部分がしっかりと収まりません

一見すると対して難しくない施工なのですが、
照明器具との干渉も考えつつ、段差のある壁面に固定するのは
段差で発生するひずみ具合まで考えて施工しないとなのです


ひねりを微調整しながら固定していかないと失敗しちゃいます(苦笑)
施工に慣れてしまうと、どんな段差も苦になりません

段差を乗り越え、階段下空間の照明にたどり着きます。
続いてはまた別の会談した空間収納なのですが、
こちらの場合は天井面に照明がありました。
LED化しつつそこから電源を分岐して、
先ほどの場所と同じようにメタルモールで配管していきます

モールであるがゆえに、カバーを被せなければいけない特性上
壁にピッタリという施工は厳しいですが、壁からの離れを揃えてあげれば
見た目も悪くはなりませんよ

傾斜を下りきり、自在モールで角度を吸収。
直管で配管した先で90°の曲がり部材にて曲がり照明器具へ

こういった狭い空間で照明を設備するときは、今あるものの配置をみつつ
干渉しにくい場所を選定することをお勧めします。
お客様の希望が空間のど真ん中だとしても、
「この場所に棚を作ったりしませんか?」
「大きなものを運びこんだりしませんか?」 一度はお聞きさせて頂きます。
そうすると 「あっ、そういえば邪魔になるな。」
そう思い出されることも多いです

僕の施工では住宅で使用するモールはほぼプラモールです。
こういった倉庫や車庫などの物がぶつかる可能性がある場所には
メタモールをお勧めすることがあります。
公共の工事であればなおさらメタモールを使用するという選択となります。
足元にコンセントを設置する場合などでもメタるモールにすることで
強度を増すこともできますので、使い方と場所次第といった感じですね

という感じで、メタルモールのお話でした

見た目、強度、使う場所、その時々で対応を変えて施工致します。
もちろん可能なら隠蔽での配線で施工しますけどね(笑)
今日のお話はあまり一般に見かけないメタルモールについてでした

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Posted by ノリさん at 08:58│Comments(0)
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