2017年05月07日
虫も見た目も‥私、気になります!

僕は今日も子守で終わりそうな予感がしております‥

巷では連休の後半日。
お客様のご依頼を受けて玄関門灯の取換工事をしてきましたよ

下の写真は取換施工後のものです。

器具の色目も雰囲気も玄関の門灯にぴったり
器具の色目も雰囲気も玄関の門灯にぴったり

違和感なく収まっていますよね

今までは蛍光灯の器具だったのですが‥
お客様曰く 「虫が飛んでくるのが気になってね。」 とのこと。
お客様曰く 「虫が飛んでくるのが気になってね。」 とのこと。
LED化する運びとなりました。
確かに、これからの時期は虫がいっぱい出てくる季節ですもんね

明かりがあるところに虫あり、虫あるところに蜘蛛の巣ありといった感じ

ところで、お客様にも説明はさせていただいたのですが、
皆さんもご存知の通り、LEDに変えたからと言っても
虫が完全によってこなくなるわけではありません

虫が寄り付きにくくなるというのが正解です

LEDの光を虫が認知しにくいだけであって、光から出る波長によって
見える虫が違うようなんですよね。
LEDが流行りだした頃は 「虫が来ない!」 なんてメーカーや問屋が言って、
「優秀な虫だけが寄ってくる。」 なんて冗談も聞いたりしましたけど‥

器具から出る熱もありますし、熱は赤外線ですから虫は見えるはず‥
虫が最も反応しやすいのは紫外線で、水銀灯が大好き(笑)
最近は水銀灯もLED化が進んで減った気もしますが‥まだまだ虫は来ます。
今回はそれも踏まえて、周囲に住宅が多い事、光源も多いことを加味し、
少し暗めの門灯に交換することにしましたよ

今までは 20W(ワット) 蛍光灯の器具でしたが、
今度は白熱電球60W(ワット) 相当のLED器具へと交換です
光源の光がと良ければ強いほど波長は大きくなります。
ルーメンを落とし、波長を他の器具より落としてあげれば‥
そちらに虫さんは寄っていく‥かな

そんな淡い期待も込めています

さてさて、古い器具を外していくと‥
なんじゃこりゃな施工が施してあるぞい

ネジを固定する穴を無理やり広げ、保護もせずに電線貫通しとります

せめてバリくらいは取ってあってほしかった

もしもこれが新築住宅で、この状態を検査員が見たら‥?
絶対 『施工不良』 で 『手直し通知』 が来ます

鉄部やラス部の貫通には保護を入れなさいと規定がありますし、
漏電しやすくなる原因にもなりますからね

‥というか、ブッシング(保護材)が上に残っているんだから使いなさいよ

既存の配線と器具の位置が合わない場合このような加工はしますが、
こんな貫通施工は致しません

新しい門灯も電線貫通位置が合わないので加工します。
みててくださいよ~
LEDユニットを外すと本来の電線貫通穴がありますが、
子の位置では器具の取り付け位置が下方へ下がってしまいます。
ですので今回の場合もネジの締め付け穴を広げる加工をして
電線を通します。
こういう時には 『リーマー』 が大活躍

綺麗な穴が完成しましたよ

新しい器具に電線を通し微調整。
器具を固定し、配線を繋げば施工は完了となります

カバーをかぶせて‥点灯式

器具の見た目だけでも大満足しているお客様

もう点灯が待ち遠しくて仕方がないご様子です

いそいそ玄関に走ってスイッチONするお客様

おぉ、いい感じですよー

今までの器具は大きくて少し違和感がありましたが、
今回の器具は大きさも色目も雰囲気にぴったりですね

お客様とカタログを見ながら唸っていた時間は無駄ではなかった(笑)
最近は純和風の器具も減りつつありますし、
洋と和が混ざった感じの器具が増えつつあります。
本当ならセンサ機能やタイマ機能も欲しいところだったのですが、
性能が求める物と合わず不採用。
メーカーさんにはもっとマルチな設定ができるセンサを造ってほしいなぁ‥
そういうセンサもあるにはあるけど、
ほしい器具にはその設定がないんですよね

ありそうでないのが照明選定の悩みの種っす

それでもお客様には大満足していただけましたし、
今回も大成功という形で終了です

LEDの寿命はおおよそ10年間。
その間お客様の玄関をちゃんと照らしてくれよ、お前に任せた

このたびのご用命、誠にありがとうございました

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