池田電工の、やってみせます！ › 配線工事のひみつ( ´∀｀) › 電気自動車を買ったらEV充電設備もつけましょう！
2017年09月28日
電気自動車を買ったらEV充電設備もつけましょう！
最近は電気自動車が良く売れているご様子です
今回、自動車販売店さんからご依頼を頂き、車を納車された方の家へ
EV（電気自動車）用の充電設備を設置してきましたよ
設備させていただいたのは、お客様要望の 「DNC321K」 という
パナソニック製の充電設備です
充電ケーブルが法しいという事でご要望頂いた機器になります
さっき冒頭で 「電気自動車がよく売れている‥」 と書きましたが、
この充電設備はあまり売れていないご様子です
事前に問屋に注文を入れ、
翌日には入荷されると思っていたのになぜか届かない‥？
確認すると 「あの商品は受注生産です。」 だって
マジですか
既にお客様は車を納入されているのに間に合わないやん
通常、受注生産品の納期は1か月待ち‥
督促依頼をかけていただきなんと数日で入荷
助かりました‥
地元で多いのは充電用の専用コンセントだけ設置するという工事で、
ここまで本格的なものを設置することがほぼありません
この専用コードで直接充電できるんですね
さて、ご依頼いただいた場所にどのように設置しようかな？
思っていた以上に大きくて重い(笑)
柱に取付補強用の板を打ち付け、そこへ固定していきます
横幅は 30cm で縦の長さが 1m
重さは17kg あります
柱に直接固定だとどうしてもぐらついてしまうので
補強用に板を打ち付けたというわけです
はい、充電器の固定が完了しました
左手を痛めているのでちょっと苦戦しましたが
接続する電源は 単相の200V（ボルト） になります。
あらかじめ配線はしておいたので、あとは接続するのみでOKです
仕様書どおりに VVF2.6-2C の電線で配線済み
アース配線も 「漏電遮断器」 が設備されているので
抵抗値は 500Ω（オーム） 以下でも良いのですが、
今回は 20Ω（オーム） まで利かせています
写真上では緑色の配線がアース配線になります
ちょっと語弊のある書き方をしますが、アースが無いと
漏電遮断器は意味を成しませんよ～
漏電遮断器は送る電気と帰ってくる電気の量を見ています。
もしも充電機器が漏電していたとしても、大地に電気が漏れださなければ
漏電を感知できないのです
アース（接地線）は大地と機器を接続するもので、
漏電した際に電気を大地へと逃がし遮断機を働かせると同時に、
触ってしまう人の感電も防止する役割を持っています
とっても大事なんですよ
配線を接続したら、通電する前にディプスイッチの確認を
どれどれ‥
付属の説明書を見ながら、今回は初期値のままになっているかを確認。
この設定で充電する電流を変えたり、
充電時間を調整することができますよ
ディプスイッチの設定と電圧を確認したら
蓋を元に戻して完成です
からげて止めてあったコードをほぐし、使いやすい様にかけなおします
矢印の黒いコードが充電用のコードで、全長が 6.2m あります
外に配線を出して使う仕様にもできるのですが、
今回はボックス内に充電コード収めて使用する仕様で施工しましたよ
使い方の仕様次第では、この充電器の取付高さも注意が必要です。
今回は通常の使い方なので、充電器が取りやすく
操作しやすい位置へ固定させていただいております
お客様は身長の高い方なので、標準よりも少し高めに配置しました
固定金具を外せばそのまま電気自動車に接続可能
便利ですね～
あとは元どおりに収めて蓋をします。
蓋をしておけばホコリもほぼ入らない構造です
注意してほしいのは、コードが長いため車で踏みつけたり、
充電器の接続部分を強くぶつけたりしないようにしていただく必要があります。
接続部分は樹脂で、質感からあまり強度が無いような気がします
落とすと破損して使えなくなるのでお気をつけて
あとは使っていただいて電流値の調整や充電時間の調整もしていけます。
これから電気を置く使う季節ですし、
充電器の充電電流の調整もひつようかな‥？
お客様に連絡して今後の調整をしていこうと思います
この度のご用命ありがとうございました
***************
池田電工へのお問い合わせ方法は以下の通りです。
電話 0577-34-2633
FAX 0577-34-2829
携帯 090-1096-1567
Mail
ikedadenkou@gmail.com
※すぐにお返事できない場合があります、ご了承ください。
お気軽にお問い合わせください
（融資・車輌買取等の電話はご遠慮願います。）
スポンサーリンク
Posted by ノリさん at 07:51│Comments(0)
│配線工事のひみつ( ´∀｀)
